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SNSと連絡手段は「LINE」、工学系女子には「Ameba」も人気? 東京工科大調査

 東京工科大学は19日、八王子キャンパスの工学系3学部(メディア学部、コンピュータサイエンス学部、応用生物学部)の新入生1276人を対象にした、コミュニケーションツールなどの利用状況に関するアンケート調査の結果を発表した。調査日は2014年4月4日。サンプル数は男子978人、女子298人。

 現在利用しているSNSサービス(複数回答)は、「LINE」が男女とも約9割(男子87.9%、女子91.6%)が利用していると回答。「Twitter」は男子66.5%に対して女子76.5%と、女子が男子を10ポイント上回った。

 また、「Ameba」は男子12.7%、女子29.2%、「Facebook」は男子19.2%、女子28.2%で、いずれも女子の利用率が高い。全体では、男女ともに95%以上の新入生がなんらかのSNSを利用している。

現在利用しているSNSサービス(複数回答)

 普段メッセージのやりとりで利用している連絡方法(複数回答)も、「LINE」が男女とも約9割(男子86.2%、女子90.6%)。次いで「携帯電話・スマートフォンのメール」が男女とも約7割(男子71.3%、女子72.1%)で、この2種類が主流となっている。

普段メッセージのやりとりで利用している連絡方法(複数回答)

 「最もよく利用する連絡方法」(単一回答)では、「LINEのメッセージ」が男子68%、女子75%で、「携帯電話・スマートフォンのメール」(男子18%、女子13%)を大きく上回っている。

最もよく利用する連絡方法(単一回答)

 携帯機器の所有率は、「スマートフォン」が男女とも9割以上(男子91.6%、女子93.6%)。「PSP/PSPvita」は男子の所有率が高く(男子70%、女子39.9%)、「携帯オーディオプレイヤー」は女子の所有率が高い(男子52.6%、女子66.1%)。

 自宅にある電子機器では、一人暮らしの学生では「テレビ」が74.7%で、4人に1人がテレビを保有しておらず、「ブルーレイ・DVDレコーダー」も23%と低い保有率となっている。

現在所有している携帯機器(複数回答)
現在住んでいる家にある電子機器(複数回答)

(三柳 英樹)