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ニフティ、スーパーなどの小売事業者向けO2OアプリASPサービス「リテモバ」

 ニフティ株式会社は4日、スーパーマーケットやドラッグストアなどの小売事業者向けO2OアプリASPサービス「リテモバ」の提供を開始した。

 ニフティでは、主婦向け無料サービス「シュフモ」の運営で培ったノウハウやコンテンツをもとに、アプリASPサービスを提供。スーパーマーケットやドラッグストアなどの小売事業者がサービス利用することで、「チラシ画像」「テキスト形式表示の特売情報」「特売情報と連動したレシピ情報」「位置情報と連動した電子スクラッチ機能」などを搭載した自社専用のアプリを提供できるようになる。

アプリトップ画面イメージ

 事業者は、あらかじめ用意されているテンプレートを用いながら、自社のロゴやブランドカラーを配したデザインのアプリが開発できる。一から開発する場合に比べ、短期間で安価に公開まで行える。また、「シュフモ」を活用したアプリ利用者の獲得支援も受けることができる。

 日々の運用も、PCやスマートフォン、タブレットに対応した専用の管理画面から簡単に行うことができる。コンテンツの更新やプッシュ通知の配信に加えて、「アプリのダウンロード数」「アプリの閲覧数」「各店舗のお気に入り登録数」などの統計情報も閲覧できる。

 今後は、「ネットスーパーとの連携機能」「ポイント連携機能」などの機能を追加する予定。現時点で、小田急商事株式会社が展開するスーパーマーケット「Odakyu OX」(全26店舗)の「Odakyu OX チラシアプリ」に採用されており、2014年度末までには10社、1000店舗への導入を目指す。

管理画面イメージ

(三柳 英樹)