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-40度から動作する2.4/5GHz小型無線LANモジュール、サイレックスがIoT向けに
(2014/12/5 17:55)
サイレックス・テクノロジー株式会社は4日、IEEE 802.11a/b/g/n対応の無線LANモジュール「SX-ULPAN」の出荷計画を発表した。いわゆるIoT(Internet of Things)用途を想定した法人向け製品で、-40度~35度の温度環境でも動作するのが特徴。サンプルモジュールと評価キットについてはすでに出荷準備が完了している。
SX-ULPANは、2.4/5GHz帯をサポートするデュアルバンド無線LANモジュール。チップセットとしてQualcomm AtherosのQCA4004を採用する。シングルストリーム(1×1)仕様。サイズは15.0×20.0mm、重量は1.5g。
フリースケール・セミコンダクタの「Kinetis K21」をリファレンスプラットフォームとしており、同社のモジュール型開発プラットフォーム「Tower System」との連携による機能評価などが可能。
サイレックスではSX-ULPANの具体的な用途として、遠隔監視、資産管理、テレメトリー、セキュリティ、音響機器、産業用のセンサーや機器制御、ホームオートメーション、医療機器などを挙げている。