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Windowsの違法コピーで中国人男性らを逮捕、政府機関などを狙った標的型メール攻撃の捜査過程で発覚

 警視庁公安部と池袋署は4月28日、顧客のPCへ権利者に無断でソフトウェアを複製していた、いずれも中国籍の東京都板橋区の会社経営男性(44歳)および東京都練馬区の従業員男性(31歳)を、著作権法違反(複製権侵害)の疑いで逮捕した。一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)が1日、発表した。

 男性らは経営する店舗において、「Microsoft Windows7 Ultimate 64bit SP1(中国語版)」を、権利者の許諾なく顧客が所有するPCに有償で複製していた。

 警察によると、2014年に発生した政府機関や日本企業に対する標的型メール攻撃の捜査の過程において、男性らの著作権侵害行為も発覚。ACCSを通じて著作権者に連絡した。また、男性経営者が実質的経営をする法人についても、著作権法違反容疑で送検された。

(三柳 英樹)