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Googleマップ、ユーザーによる地図編集機能を一時停止
(2015/5/12 13:31)
米Googleは、地図サービス「Googleマップ」でユーザーが地図情報を編集できる「Map Maker」機能について、12日から一時的に機能の提供を停止すると発表した。
Googleマップでは、ユーザーが持っている情報を地図に反映させるための「Map Maker」機能を2008年から提供している。一方で、最近になって、Map Maker機能を悪用したとみられるトラブルが数多く報告されており、日本でも皇居や警視庁などに異なる施設名が表示されるといった事例が確認されていた。
現在、Map Makerのページにアクセスすると、「5月12日から一時的に編集ができなくなっています」というメッセージが表示されるようになっている。参考リンクとして示されているGoogleグループへの投稿では、Googleマップに対しては過去数カ月に渡ってスパム攻撃が増加しており、これらを防ぐためのよりインテリジェントな仕組みを追加するまで、自動承認とユーザーモデレーション機能を全世界で停止することにしたと説明している。
また、当面の間、編集内容は手動によるレビュープロセスを経て地図に反映する形となるが、この措置は一時的なもので、できるだけ早急に元に戻したいとしている。