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無料マンガ制作ソフト「CloudAlpaca」のAndroidタブレット版アプリが登場
PC版と遜色ない機能を搭載
(2015/6/17 19:03)
株式会社メディバンは17日、無料のAndroid向けマンガ/イラスト制作アプリ「MediBang Paint Tablet」をリリースした。同社が提供してきたPC向けソフト「CloudAlpaca(クラウドアルパカ)」のAndroidタブレット版となる。今回、ブランド名を「MediBang Paint」に変更。PC版ソフトの名称も「MediBang Paint Pro」に変更している。
MediBang Paint Tabletでは、レイヤー、ブラシ、バケツなどの機能のほか、マンガ/イラストを描くために必要なトーン貼り、コマ割りができる機能を搭載。MediBang Paint Proと遜色ない機能・操作性を持つとしている。また、近日中に、MediaBang PaintのiOS版や、Androidスマートフォンアプリ「MediBang Paint Mini」もリリースする予定だとしている。
UIはタブレットに最適化され、ウィンドウを出し入れ可能なインターフェイスを採用。小さな画面でも描画領域を確保している。また、物理キーボードを持たないタブレットでも操作性を損なわないよう、頻繁に使用する操作をワンタップで行える「ショートカットパネル」を配置。パネルはカスタマイズでき、ユーザー好みの制作環境をタブレットで実現できるとしている。
また、タブレットのカメラで撮影した写真の取り込みが可能。取り込んだ写真をもとにマンガやイラストを描くことができる。また、マイクを搭載したタブレットでは、セリフやナレーションを音声で入力できる。
メディバンでは、MediBang Paint Tabletのリリースに合わせて、世界展開を本格化する。MediBang Paint Proはすでに約10言語に対応。MediBang Paint Tabletでは、リリース当初は日本語、英語、中国語、韓国語に対応するほか、他の言語も順次対応予定だとしている。