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Windows 10 Insider Preview → Windows 10正式版へのアップグレードは、Windows 8.1/7ユーザー限定
(2015/6/22 15:13)
米Microsoftは19日、Windows 10 Insider Preview版からWindows 10正式版へのアップグレードについての見解を公式ブログで発表した。
ISOイメージからクリーンインストールしたWindows 10 Insider Previewでも、Windows 10正式版に無償アップグレード可能であることが示された。ただし、Windows 8.1/7の正規ライセンスを所有しており、Insider Program登録時のMicrosoftアカウントと関連付けたPCという条件が付く。
次回提供予定のビルド以降、新しいビルドを受け取るためには、Insider Programに登録したMicrosoftアカウントのログインが必要となる。これは、より効果的にビルドを提供するために、Windows Updateに新しいインフラストラクチャーを導入するためだとしている。
また、「Project Spartan」と呼ばれていた次期ウェブブラウザーの名称が正式に「Microsoft Edge」に変更される。Spartanで保存していたお気に入りやCookie、履歴、リーディングリストなどは、Windows 10 Insider Previewの最新ビルドで消去される。移行したい場合は、事前にバックアップするよう促している。
Microsoftが19日に掲載したWindows 10 Insider Previewのアップグレードについての公式ブログの記事では、Windows 8.1/7ユーザー以外でも、Windows 10 Insider PreviewからWindows 10正式版へアップグレードできるという趣旨の記述があったとする報道もあるが、現在では上記の内容に変更されている(20日にアップデート済みの表記あり)。
日本マイクロソフト株式会社の広報に確認したところ、今回は概要の紹介のみであり、詳細については今後何らかの形で公開される可能性があるとしている。