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ニュース記事の拡散度を無料で分析、ユーザーローカルが新サービス公開

~Twitterの記事シェア回数も測定可能

 株式会社ユーザーローカルは9日、無料サービス「UserLocalニュース分析ツール」を公開した。ウェブのニュース記事がSNS上でどのように拡散しているか、過去1週間分のデータに限定して調べられる。今後、有料サービス契約者を対象に、より長期間の調査データを提供する予定。

「UserLocalニュース分析ツール」

 ニュース記者、編集者、マーケティング担当者などの利用を想定したサービス。国内1000媒体以上のニュース記事に対するSNSの反響、ツイートを拡散したユーザーのプロフィールなどを分析できる。

 「UserLocalニュース分析ツール」の専用サイトで検索ワードを入力すると、関連する記事の一覧とともに、Facebook、Twitter、はてなブックマークでどの程度反響があったか数値で表示される。これにより、記事ごとの反響の差などが簡単に分かる。

 また、各記事をどんなユーザーがTwitterで拡散させたか、拡散させたユーザーは普段どんなことに興味を持っているかが、図やタグクラウドで表示される。

 なお、Twitterについては、記事ページなどに埋め込まれるツイートボタンの仕様が変更され、ツイート回数表示が11月20日までに終了する見込み。これに対し、ユーザーローカルでは「独自にデータを集計し、(ツイートされた)件数を表示できる」ようにしているという。

(森田 秀一)