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JR東日本、「成田エクスプレス」車内で無料Wi-Fiサービス

インバウンド対応強化、日本人も利用可能

 東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)は、「成田エクスプレス(N'EX)」車内において、無料の公衆無線LANサービスを3月下旬より提供すると発表した。訪日外国人旅行者に向けたサービスだが、日本人を含め誰でも利用可能としている。

 2016年度中に成田エクスプレス全22編成で利用できるようにする。サービス対象となる車両の出入口および車内には、利用可能なことを示すステッカーを提示する。

 SSIDは「JR-EAST_FREE_Wi-Fi」。接続時にはメールアドレスの登録が必要。1回の接続時間は3時間で、何回でも利用できる。また、大規模災害時には登録なしでインターネット接続が開放される。

 なお、成田エクスプレスではこれまで、通信事業者との契約が必要な公衆無線LANサービス「UQ Wi-Fi」「BBモバイルポイント」を提供していたが、3月以降に順次終了する。

 また、駅におけるJR-EAST FREE Wi-Fiの提供箇所も増やす。現在、山手線内全駅および成田空港など41駅および訪日旅行センター5カ所で提供しているが、3月25日以降、新たに47駅で順次サービスを開始する。

(磯谷 智仁)