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路上の文字観察本「タイポさんぽ」の増補改訂版が登場、“幻の同人誌版”も収録

 株式会社誠文堂新光社は8日、書籍「タイポさんぽ改 路上の文字観察」(藤本健太郎著、A5判・160ページ)を発刊した。価格は1200円(税別)。

 昭和期の看板やローカル商品のロゴ、手書きの貼り紙、道路や壁の文字の痕跡など、日本各地で採取した“コンピューターのフォントにはない独特の手触りを持った文字たち”を紹介する路上観察本。2012年の初版を大幅に増補改訂し、収録点数を約1.2倍の153物件に増やすとともに、判型も大きくした。“幻の同人誌版”も特別収録しているという。

(永沢 茂)