やじうまドメインWatch

インターネットの名前空間に「.canon」「.toshiba」追加、「.ntt」「.kddi」なども

“新gTLD”が500種を突破

 ドメイン名・IPアドレスの割り当て管理を行うICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)は、企業の名称を用いた新gTLD「.canon」「.toshiba」を2月4日付けで、「.ntt」を2月3日付けで、それぞれインターネットのルートゾーンに追加したことを明らかにした。

 「.canon」については、2月6日現在、実際にアクセスできるウェブページがすでに存在している。

 新gTLDとは、これまで「.com」「.net」など22種類に限られていたgTLD(generic Top Level Domain :分野別トップレベルドメイン)を増やすために、ICANNが進めている施策。企業名のほか、地名や一般の単語など、全部で1300種類ほどが登場する見込みだ。このうち506種類が、2月4日までにルートゾーンに追加された。

 今年に入ってからルートゾーンに追加された日本の企業名による新gTLDとしては「.kddi」「.jcb」などがある。

 また、日本の地名としては、すでに「.nagoya」「.tokyo」などが提供されているほか、1月28日付けで「.kyoto」がルートゾーンに追加されたばかり。

(永沢 茂)