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今度はピアノの鍵盤にもなる! レーザー投影方式の携帯用キーボードが装いも新たに新登場

 レーザー投影方式の携帯用キーボードといえば、数年前に登場し、国内でも一部代理店が取り扱いを行ったものの、一般的なキーボードとは使い勝手が大きく異なるためか、いまいち普及に至らないまま現在に至っている。現在その改良版とも言える製品がKickstarterに登場し、人気を博している。「iKeybo」と名付けられたこの製品、マッチ箱を大きくしたサイズのボディからキーボードをデスク上に投影してタイピングを行う仕組みで、それだけなら従来モデルと変わらないのだが、今回のモデルでは英語キーボードのほかにスペイン語、アラビア語、中国語のキーボードを搭載し、キーの形状も含めて自由に切り替えられるほか、鍵盤を投影してピアノを弾くこともできてしまうのが特徴。キーを押したことを赤外線で判定する仕組みゆえ、キーストロークがなく、また照射口から同一線上にあるキーの同時押しが認識しづらい点は従来と変わらないと見られるが、スマホユーザーへの訴求が功を奏したのか、先月末のプロジェクト開始から約1週間で目標を達成した後も支援が相次ぎ、いまや目標額の200%が集まろうとしている。技適の関係でそのまま日本で使うのは難しそうだが、仮に日本語キーボードをサポートするようなことがあれば、代理店経由で国内でも流通する可能性は高そうだ。