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百花繚乱! オンラインゲームを選ぶ
コンピュータを使ったゲームの発展にともなって現われたオンラインゲーム。定額制ブロードバンド回線があたり前になった今、チャレンジしない手はない。今回はインターネット上で楽しめるRPGをはじめとした各種ゲームを紹介する。
●本格的オンラインRPG
昨今のオンラインゲーム市場の中で、もっとも注目を集めているジャンルといえばRPGに他ならない。多数のユーザーが同時参加し、協力する楽しみを与えてくれるのは何事にも代え難い魅力だ。
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「リネージュII」のクローズドベータテストも10月28日から開始されたばかり
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■ウルティマ オンライン
http://www.jp.uo.com/
http://www.japan.ea.com/hajiuo/index.phtml
MMORPGの大ブレイクを起こした“元祖MMORPG”。中世をモチーフにした仮想世界の住人となり、冒険、商売など、好きなスタイルで生活を営む自由さが特徴。9月にサービス開始6周年を迎え、商用MMORPGとしては史上最長のサービス期間を誇る。10月23日にはミニゲーム「麻雀」が新たに導入されるなど、現在も改良やバージョンアップを重ねている。MMORPG初心者向けパッケージ「はじめてのウルティマオンライン(1,980円)」に30日間の無料プレイ期間が付く。
■リネージュ
http://www1.lineageonline.jp/index.html
中世的世界観の中で繰り広げられる2DオンラインRPG。ナイト、エルフ、ウィザード、君主の各職業の中から自分の分身となるキャラクターを作成し、仲間同士のパーティ「血盟」を組んだり、戦争に挑める。1カ月のプレイ料金は1,400円から。
■ラグナロクオンライン
http://www.ragnarokonline.jp/
可愛らしいキャラクターが魅力の「ラグナロクオンライン」。10月7日に新エピソードが追加されたばかり。新たに日本をイメージしたマップなどが追加されているという。プレイ料金は1カ月1,500円。
■眠らない大陸クロノス
http://www.cronous.jp/index.asp
ゲームオンが運営する「眠らない大陸クロノス」では、10月27日より正式サービス開始。フルポリゴンで構築された世界でレアアイテムの探索や合成にチャレンジしよう。料金は30日間1,500円など。最初の3日間は無料でプレイできる。
■ガマニアデジタルエンターテインメント
http://www.gamania.co.jp/
複数のオンラインゲームを運営するガマニアデジタルエンターテインメントのサイト。3DオンラインRPG「エターナルカオス2003」が本サービス中で、独自の電子マネー「GASH」980ポイント分で30日間プレイができる。GASHの価格は500ポイントで500円。
■疾走、ヤンキー魂。
http://yantama.com/
スクウェア・エニックスが運営する一風変わったオンラインゲーム。いわゆる「つっぱり」連中の世界観を具現化しており、愛車のカスタマイズなどが可能。現在は無料βテスト中。
●あらゆるジャンルにオンラインゲームが拡大
オンラインゲームの魅力は、なにもRPGだけに限ったことではない。対コンピュータではなく、対人戦が楽しめることも利点のひとつ。レースからボードゲームまで、オンライゲームは拡大中だ。
■首都高バトルOnline
http://sb-online.genki.co.jp/
どこかで見たことがあるような高速道路「首都高」を舞台にしたオンラインレースゲーム。夜間の高速道路を走行しながらチャットしたり、パーキングエリアに立ち寄ってアイテム購入するなど、現実世界の車オーナーにはたまらないものが。先頃、深川線と台場線を環状に周回するコースが追加された。
■コスモぐらし オンライン的野菜生活
http://cosmogu.com/
野菜作りオンラインゲームという言葉がもっとも適切?な「コスモぐらし」。不思議な生物「バブー」を捕まえて、野菜の成長を促すダンスをさせたり、アイテムを探しに行かせるのも重要だ。クライアントソフトの価格は3,980円。プレイ料金は30日間500円より。
■スターオンライン
http://www.staronline.jp/
コナミやハドソン、カプコンといった大手ゲームメーカーの作品が多数ラインナップされたポータルサイト。「パワフルプロ野球オンライン」や「ボンバーマン オンライン」を楽しむためには、このスターオンラインへの登録が必要だ。
■BB Games
http://www.bbgames.jp/
こちらはソフトバンク系列の「ビー・ビー・サーブ」が運営するオンラインゲームのポータルサイト。1つのIDを取得すれば複数のゲームにログインできるサービスを提供するほか、最新ゲーム情報なども掲載。
■ポトリス
http://www.bandaigv.com/default.asp
ターン制のシューティングゲーム。風向きやアイテムといった周辺状況を考慮しながら砲弾を相手に命中させるのが目的。もちろん対戦中にチャットなども楽しめる。有料版サービスを楽しむための料金は支払い形態によって異なるが、クレジットカードを選択した場合、1カ月400円。
■キャロム3D
http://www.carom3d.jp/index.asp
オンライン対戦が可能なビリヤードゲーム。1人用の練習モードがあるため、初心者でもチャレンジしやすいという。プレイ料金は30日700円より。
■TAKARAゲームらんど
http://takaraland.net/
Shockwaveを使ったゲームを公開しているTAKARAゲームらんど。お馴染みのボードゲーム「人生ゲーム」のオンライン対戦や1人用の各種ゲームが楽しめる。料金決済は各ISPを通じて行なう方式で、@nifty利用時は月額300円。
●家庭用ゲーム機で遊べるオンラインゲーム
かつてオンラインゲームは、パソコン対応が前提の時期もあったが、今やEthernetポートを標準装備した家庭用ゲーム機もあるご時世。安価なテレビゲーム機で、より手軽にオンラインゲームを楽しめる時代が本格化しつつある。
■ファイナルファンタジーXI
http://www.playonline.com/ff11/home/
発売から1年以上を経過するものの、今も盛り上がりを見せているオンラインRPG「ファイナルファンタジーXI」。拡張ディスクも発売され、順調に世界を拡大し続けている。「プレイステーション 2(PS2)」対応で、ソフトの価格は4,800円より。現在はWindows版も発売中だ。
■信長の野望 Online
http://www.gamecity.ne.jp/products/products/ee/new/nob_online/
歴史シミュレーションゲームとして名を馳せる信長の野望シリーズが、PS2用オンラインRPGに進出。プレイヤーは大名家に所属し、勢力を拡大。時には合戦へと発展することもある。6,800円。プレイ料金は30日1,200円。
■みんGOL.net
http://www.mingol.net/
PS2用の人気ゴルフゲーム「みんなのGOLFオンライン」が現在正式サービス中。100人が同時に参加できる「リアル大会」、腕前を評価してもらえる「段位認定システム」などを搭載。月額料金は500円より。
■PlayStation BB
http://www.playstation.jp/psbb/
ここまで紹介したPS2用オンラインゲームをプレイするために必要な周辺機器「PlayStation BB Unit」や、その専用ソフト「PlayStation BB Navigator」の内容を解説するページ。バージョンアップ情報なども掲載される。
■Xbox Live
http://www.xbox.com/ja-jp/live/default.htm
マイクロソフトの家庭用ゲーム機「Xbox」のオンラインサービス「Xbox Live」の詳細を解説。9月上旬に大幅なバージョンアップが行なわれ、Xbox本体にソフトを挿入しなくてもボイスチャットが楽しめるようになった。
■ファンタシースターオンライン
http://www.sonicteam.com/pso/
家庭用ゲーム機におけるオンラインゲームの先鞭をつけた「ファンタシースターオンライン」の公式サイト。現在もドリームキャスト版、ゲームキューブ版、Xbox版がサービス中。Windows版では、2004年に新バージョンが登場する予定だ。
●期待のニューカマー
続々と発表されるオンラインゲーム。まったく新規に発売される作品の中でも期待作は多い。ここでは期待の新作をご紹介する。
■トゥルーファンタジー ライブオンライン
http://www.level5.co.jp/products/new/tflo/
Xbox Live最大の注目作として期待されるオンラインRPG「トゥルーファンタジー ライブオンライン」の制作元「レベルファイブ」が公開するWebサイト。発売は2004年春の予定。βテストの開始が待たれる。
■ダービーオーナーズクラブ オンライン
http://www.doc-online.jp/
ゲームセンターで一世を風靡した競走馬育成シミュレーション「ダービーオーナーズクラブ」がインターネット版として登場。馬を連れて街へ買い物に出かけるなどの要素が多数追加されるという。2004年発売予定で、価格・プレイ料金などは未定。
■バイオハザード アウトブレイク
http://www.capcom.co.jp/biohazardoutbreak/
ホラーアクションゲーム「バイオハザード」の新作がPS2用ソフトとして12月11日発売予定。価格は6,800円。ネットワークプレイ用にマルチマッチングBBサービス料金 月額900円が別途必要になる。
●お手軽オンラインゲーム
ここまで紹介してきたオンラインゲームは、いずれもプレイ時間の長い本格的なものが中心。Webブラウザや日常的に利用するメッセンジャーソフトで遊べる手軽なゲームも取り上げてみた。
■ハンゲーム
http://www.hangame.co.jp/
麻雀や花札、トランプゲームなど手軽な対戦ゲームが多数ラインナップ。無料で遊べるものも多い。アバターも作成できる。
■インフォシークゲーム
http://game.www.infoseek.co.jp/
麻雀や将棋に加え、大富豪、セブンブリッジ、オセロなど多種多用なオンラインゲームを楽しめる。なお、いずれのゲームもプレイするためにはまず、無料の会員登録が必要となる。
■MSN Messenger
http://messenger.msn.co.jp/
動画公開など、コミュニケーション目的でも多機能なMSN Messengerだが、対戦ゲーム機能も付いている。オススメは「マインスイーパ フラグ」。パネルをめくって地雷を探し当てるシンプルなゲームだが、運の要素も微妙に絡み合って、実に面白い。
■インターネット雀荘 東風荘
http://mj.giganet.net/
インターネット上の麻雀として、とみに有名な東風荘のWebサイト。プレイするためには専用クライアントソフトをインストールする必要がある。有料の会員制度も設けており、サーバー接続が優先的に行なわれる。30日500円から。
●ゲームセンター
最後に紹介するのはゲームセンターで楽しめるオンラインゲームだ。ハンドル型コントローラといった専用の操作機器など、整ったゲーム環境が魅力。将来的な発展に期待せずにはいられない。
■麻雀格闘倶楽部
http://www.konami.co.jp/am/mfc/
圧倒的な普及を見せる、コナミのオンライン対戦麻雀「麻雀格闘倶楽部」。カードを作って自分の成績を保存できるだけでなく、全国のゲームセンター間で対戦できるのが特徴。現在は「麻雀格闘倶楽部2 日本プロ麻雀連盟Ver」が稼働中。
■クイズマジックアカデミー
http://www.konami.co.jp/am/qma/top.htm
ありそうでなかったオンラインクイズゲーム。対戦はもちろん、ネットワークを経由して新しい問題を配信することも可能だという。タッチパネルを活かしたさまざまな出題形式も魅力。
■BG3ガレージ
http://garage.battlegear.net/garage/main.html
タイトーのレースゲーム「バトルギア3」と連動したサービス。料金は30日間300円。バトルギア3の筐体に車のキー型メモリーを挿入することで、成績をネットワーク上のサーバーに登録できるが、BG3ガレージを併用することで、車のドレスアップやチームの編成が可能となる。
(2003/10/30)
[Reported by 森田秀一]
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