ADSL1回線で4回線のIP電話が利用可能な法人向けIP電話サービス

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ADSL1回線で4回線のIP電話が利用可能な法人向けIP電話サービス

サービスイメージ

　パワードコムは2日、ADSLやFTTH回線を利用して多回線のIP電話を利用可能な法人向けIP電話サービス「Powered IP Phone」の提供を12月4日より開始すると発表した。

　Powered IP Phoneは、パワードコムの指定したIP電話アダプターを設置することにより、ADSL回線1回線を利用した場合で概ね4回線のIP電話が利用可能になるサービス。IP電話アダプター1台ごとにアナログ4ポートが用意されていため、1台につき4台までIP電話の接続が可能。また、現在利用中のPBXや電話機はそのまま利用できる。

　電話の発着信には同社が付与する050で始まる番号を利用し、一般加入電話やPowered IP Phone加入者、国際電話、携帯電話やPHS（12月11日より）への通話が可能。一方、110や119などの緊急通話や0120/0570/0990などのフリーダイヤル、衛星電話などへは一般加入電話からの発信となる。料金は、1回線につき初期費用500円、月額費用350円。通話料は、Powered IP Phone加入者同士が無料、国内一般加入電話へは3分7.5円、アメリカへは1分8円、携帯電話へは60秒18円。

　なお、パワードコムでは音声の品質上、ADSL回線の場合は同一の回線でのインターネット閲覧とPowered IP Phoneの併用は推奨できないとしている。また、ADSL回線の通信速度によっては、1回線で4ポート利用できない場合もあるという。

関連情報

■URL
　ニュースリリース
　 http://www.poweredcom.net/news/03_news/031202b.html

■関連記事
・パワードコムとフュージョン、電話事業の統合に向けて検討開始（2003/11/18）
・パワードコムの2003年度中間決算、当期損失77億円に（2003/11/18）

（大津心）
2003/12/02 13:53

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