パワードコムとフュージョン・コミュニケーションズは、両社の電話事業統合について基本合意に達したと発表した。2004年4月までの最終合意を目指してさらに詳細を協議を進めていくという。
両社は2003年11月17日付けで、電話事業の統合に関する検討を開始したと発表、パワードコムの電話事業部門を分割し、フュージョンへ統合させる方針を明らかにしていた。今回の基本合意では統合後のフュージョン株式について、過半数をパワードコムが保有、筆頭株主となることが明らかにされた。なお、最終持ち株比率は引き続き協議の上決定される。
統合後の経営・執行体制は、現フュージョン・コミュニケーションズの代表取締役社長である角田忠久氏が代表取締役社長兼CEOに就任する。このほかの経営体制は協議で決定、統合期日は7月1日を目指すとされた。
両社では今回の電話事業統合により、両社の経営資源を活かしながら技術・マーケティング力をさらに強化することで魅力あるサービスを提供、音声コミュニケーション事業のリーディングカンパニーを目指していく。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.poweredcom.net/news/04_news/040227a.html
■関連記事
・ パワードコムとフュージョン、電話事業の統合に向けて検討開始(2003/11/18)
・ フュージョン、19億5,000万円の第三者割当増資を実施(2003/10/31)
・ 日商エレなど、フュージョンとパワードコムの電話事業統合報道を否定(2003/10/30)
( 甲斐祐樹 )
2004/02/27 16:13
- ページの先頭へ-
|