滋賀県のCATV事業者でISPの甲賀郡有線放送農業協同組合(U-net KOUKA)は、加入者500名分の氏名とアドレスが見える状態で、この500名に対してメール送信してしまったことを明らかにした。
U-net KOUKAでは2月16日に、メンテナンスのため、一時ネットの利用を停止する案内をメールで送信した。その際に、誤ってメールのCC欄に氏名とアドレスを入力してしまったという。その後、数十人からの苦情で氏名やアドレスが見える状態だったことが判明。希望者には無料でアドレスを変更できる措置をとった。
なお、情報が漏洩したユーザー500名に対して、メールなどで今回の件に関する告知は行なっていないという。U-net KOUKAでは今後、メールソフトの変更やメール送信時に複数人で確認するなどの対策を取るとしている。
関連情報
■URL
甲賀郡有線放送農業協同組合
http://www.kouka.ne.jp/
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( 鷹木 創 )
2004/04/07 16:29
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