日本通信は、MVNO方式で提供しているPHS通信サービスにおいて、ファイル交換ソフトなどを利用しているユーザーを対象に帯域制限を開始した。
日本通信では、DDIポケットのPHS網を借り受ける形で通信サービスを提供しているが、一部のユーザーが大容量ファイルのダウンロードやファイル交換ソフトを利用しており、その他のユーザーにとっては通信速度が低下するといった状況になっているとのことで、「各ユーザーにとって公平に利用してもらう」(同社担当者)ことを目的として帯域制限を20日より開始したという。
制限が行なわれるサービスは、「bモバイル」シリーズの「b-mobileONE」「U100」「U50」「BB100-721」「BB50-721」の5コース。圧縮ファイルやストリーミングファイルなどのダウンロードおよびファイル交換ソフトの利用が帯域制限の対象となるが、全ユーザーに対するものではなく、該当ユーザーのみ制限されることになる。なお、帯域制限の具体的な方法については明らかにされていない。
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■URL
公平で快適な通信環境をご提供するために
http://www.bmobile.ne.jp/personal/fair_use.html
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( 関口 聖 )
2004/04/21 15:40
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