NTTドコモと米Boeingは、米Boeingが2004年8月の提供を予定する飛行機内のインターネット接続サービス「Connexion by Boeing(CBB)」を、NTTドコモの公衆無線LANサービス「Mzone」向けに提供する覚書を締結したと発表した。料金などの詳細は現在のところ未定だという。
CBBは、10~15GHz付近のKu帯を利用して通信衛星経由でインターネットへ接続する航空機用のサービス。国内でCBBの導入を予定する日本航空システム(JAL)によれば「通信速度などは未定だが、地上と同等のインターネット環境を実現する方針」としている。
今回の締結により、MzoneのユーザーはMzoneのIDとパスワードでCBBが利用可能になる。CBBの利用料金は後日NTTドコモから請求されるが、具体的な料金などサービスの詳細は現在のところ未定だという。なお、米BoeingはCBBの料金について、3時間以内で14.95ドル、3~6時間で19.95ドル、6時間以上で29.95ドルといった定額プランや、30分9.95ドルで以降1分0.25ドルの従量制プランなどを発表している。
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■URL
ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/04/whatnew0427b.html
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( 甲斐祐樹 )
2004/04/27 17:28
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