KDDI、日本テレコム、NECなど8社は、ブロードバンドネットワークとサービスの市場拡大を目的としたコンソーシアム「ブロードバンド コンソーシアム ジャパン(BBジャパン)」を5月13日に正式設立する。
BBジャパンは、KDDI、日本テレコム、NEC、日立製作所、松下電器産業のほか、新たに参加したNTTコミュニケーションズ、ティーエフエム・インタラクティブ、凸版印刷の合計8社が幹部企業として加わるコンソーシアム。FTTHでの通信環境をベースとしたブロードバンドサービスやコンテンツ、プラットフォーム、インフラの普及を促進することを目的として活動する。また、本コンソーシアムにはブロードバンド関連事業者61社が参加するほか、総務省情報通信政策局もオブザーバーとして参加する。
BBジャパンの活動は、ブロードバンドサービスやコンテンツの普及・促進を目的として「光ビジネス部会」を設立。部会内にアプリケーションサービスやビジネスモデル企画・検証を行なう「キラーサービス/ビジネスSWG」と、アプリケーション・プラットフォームの検討やトライアルを行なう「インフラ/プラットフォームSWG」を設け、6月より順次活動を開始する予定だという。
また、5月中旬よりブロードバンド利用者を対象としたユーザニーズを把握する市場調査を開始し、6月末までに調査報告書を取りまとめるとしている。
関連情報
■URL
ブロードバンド コンソーシアム ジャパン
http://www.bb-japan.jp/
ニュースリリース(PDF)
http://www.bb-japan.jp/pdf_file/051204_press.pdf
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・ FTTH時代のサービスを検討するコンソーシアム「BBジャパン」が設立(2004/03/31)
( 大久保有規彦 )
2004/05/12 19:05
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