シマンテックは13日、ウイルスやスパム対策、内容のフィルタリングなどの機能を統合したメールゲートウェイソリューション「Symantec Mail Security for SMTP 4.0」を6月15日に発売すると発表した。価格は、10~24ライセンスの場合で1ライセンスあたり5,200円。sendmailをはじめ、リレー機能を持つメールサーバーと連携できる。
同ソリューションでは、大量メール送信型ウイルスのクリーンアップ機能により、添付ファイルだけでなくメール全体を削除することで、ウイルスメールによるトラフィックを抑制する。スパム対策では、信頼できる送信元を自動学習するホワイトリストにより誤検知率を下げるとともに、受信メールのスキャンには「ヒューリスティックスパム対策エンジン」を採用。受信メールにスパムの特徴がないか分析し、安全なメールと比較しながら実際にスパムかどうかのレーティングを行なう。レーティングの結果、どのレベルまでをスパムとして処理するかを設定可能だ。スパム定義はLiveUpdateで定期的に更新できる。
なお、シマンテックでは今回の製品のほかに、Microsoft Exchangeと連携する「Symantec Mail Security 4.5 for Microsoft Exchange」、Dominoサーバーと連携する「Symantec Mail Security for Domino」をすでに12日に発表している。
関連情報
■URL
シマンテック
http://www.symantec.co.jp/region/jp/
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( 永沢 茂 )
2004/05/13 18:15
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