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米Six Apart、「Movable Type 3.0 Developer Edition」発表

ライセンス形態に大きな変更も

 米Six Apartは13日、ブログプラットフォームの新バージョン「Movable Type 3.0 Developer Edition」を発表した。同時にMovable Typeのライセンス形態に大きな変更が加えられた。なお、日本法人によれば、日本語版は19日にリリースする予定だという。

 ユーザーの視点では、Movable Type 3.0に「TypeKey」機能が実装されたことが大きい。これはコメントスパムを防ぐための機能で、認証手続きがなければコメントできないようになっている。さらにパフォーマンスが向上し、リビルドに必要な時間が向上したとされる。

 今回のバージョンアップでは特に開発者向けの機能が注目される。Movable Typeをコンテンツ出版プラットフォームとして使用するために、一連の新しいAPIが用意された。これらのAPIを使うことで、例えば、データが読み込まれたことを認識し、それに対してある動作をさせたり、プラグインを開発することでユーザーインターフェイスを変更するなど、さまざなアクションを起こせるようになる。また「Atom Weblog API」もサポートされた。

 このプラグイン機能を宣伝するために、Six Apartでは今回、興味深いプラグイン開発を競うコンテスト「Plug into Movable Type」を開催することを発表した。優勝者には2万ドルの賞金と、そのプラグインをSix ApartのWebサイトで公開できる権利が与えられる。コンテスト参加には説明書類などを英語で書かなければならないが、日本からでも応募できる。

 Six Apartはまた、Movable Typeのライセンス形態を大きく変更した。これまでは自発的な寄付によるライセンスと商用ライセンスの2通りのライセンスがあったが、今回、サポートを受けられない代わりに無料となるライセンスと、サポートが提供される計5種類の個人および企業向けのライセンスが用意されることになった。

 サポートが提供されない無料ライセンスでは、商用利用ができないほか、Six Apartが提供する有料サービスの利用ができないこと、ブログ筆者が1人に制限されるなどの制約がある。

 これに対してサポートが提供される有料ライセンスには、3種類の個人向けのライセンスと、2種類の企業向けライセンスがある。個人向けは99.95ドル、149.95ドル、189.95ドル、企業向けは299.95ドル、699.95ドルとなっており、料金に応じてブログ数や筆者数が異なる。バグフィクスやアップデートが提供されるほか、有料のインストール設定サービスを利用できるなどのメリットがある。インストールや設定を行なう有料サービスは、有料ライセンス購入者に対して数カ月以内に提供される予定だ。


関連情報

URL
  ニュースリリース(英文)
  http://www.sixapart.com/press/six_apart_announces_developer_editi.shtml
  ニュースリリース(日本法人)
  http://www.sixapart.jp/000017.html

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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2004/05/14 12:28

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