パワードコムと東芝は、東京電力の光ファイバサービス「TEPCOひかり」を利用して、DVDレコーダに直接録画できる映像配信サービスの実証実験を2004年秋をめどに開始する。
この実証実験は、TEPCOひかり回線を通じて配信されるコンテンツをDVDメディアに直接録画できるというもの。実験では、東芝が開発したDVDレコーダを使用し、コンテンツは約2,000番組の配信が予定されている。なお、配信コンテンツの詳細は未定だが、パワードコムによれば国内映画会社やハリウッドメジャースタジオと現在交渉中だという。
コンテンツの販売形態としては、何度でもコンテンツを視聴できる「販売方式」と、一定期間のみ視聴可能な「レンタル方式」の2種類が用意される。また、両社の役割は、パワードコム側が配信サーバーの提供をはじめ、コンテンツ配信の受託業務や課金代行業務の受託業務などを担当。一方、東芝側では対応DVDレコーダの開発およびコンテンツの著作権保護などを担当し、配信時の著作権保護技術は「CPRM」を採用した。
実証実験は、TEPCOひかりサービスエリア内で実施され、募集時期など詳細については後日告知される。なお、正式サービスの開始時期は未定となっている。
関連情報
■URL
パワードコム
http://www.poweredcom.net/
東芝
http://www.toshiba.co.jp/
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( 村松健至 )
2004/05/24 18:09
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