ネットアンドセキュリティ総研(NS総研)は25日、セキュリティフライデーが開発したパケット盗聴の検知ツール「PromiScan Ver3.0J」のダウンロード販売を開始すると発表した。社内LAN内などにおいて、不正にパケットを取得しようとしている端末を発見できる。ライセンス価格は31,290円。Windows XP/2000に対応する。
PromiScanを導入すると、同一サブネット(クラスC)内にある各端末を周期的にスキャンし、盗聴プログラムが起動しているのを検知するとポップアップで警告する。専用の集中モニタリングソフト「PromiScanMC」または汎用のSYSLOGモニタリングソフトから、社内の複数のサブネットに設置したPromiScanを集中監視することも可能だ。
PromiScanは、米セキュリティ研究機関のSANSおよびFBIの推奨ツールともなっているソフトで、以前は実験用のフリーソフトとして提供されていたという。商用製品のPromiScan Ver3.0Jでは、監視機能の強化やメニューの日本語化が図られている。また、スキャンのスピードを自由に設定できるようになり、この値を長くすることでネットワークへの負荷が軽減できるとしている。
関連情報
■URL
製品概要
http://ns-research.jp/c2/shop/soft/o-pms01.shtml
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( 永沢 茂 )
2004/05/25 17:34
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