米RealNetworksが主導しているHelix Communityは3日、「RealPlayer10 for Linux」と、オープンソースによって開発された「Helix Player 1.0」を公開したと発表した。
Helix Playerはオープンソースで開発されているLinuxなどに対応したメディアプレーヤーで、OggVorbis、Theora、H261といったオープンソースのメディアフォーマットをサポートしている。一方、RealPlayer10 for Linuxは、これらのフォーマットに加えてRealAudio10やRealVideo10、MP3、Flashなどもサポートしている。Helix Player 1.0の基本機能としては、Gtk+/Gnomeインターフェイス、フルスクリーン再生、Mozillaブラウザプラグイン、RTSPストリーミングなどがあり、これらの機能はRealPlayer10 for Linuxにも反映されている。
Helix CommunityのWebサイトには、2つのプレーヤーのRPMパッケージやバイナリインストーラが用意されている。Helix Player 1.0はGPLで配布されているため、ソースコードも入手可能だ。また、日本語版を含むローカライズ作業も進められており、近いうちに正式版が入手できるようになる見込みだ。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
https://helixcommunity.org/forum/forum.php?forum_id=145
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・ 米RealNetworks、Helix Playerの配布にGPLを認める(2004/06/29)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2004/08/04 12:46
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