グローバルメディアオンライン(GMO)と同社子会社のGMOホスティングアンドテクノロジーズ(GMO H&T)は19日、ホスティングサービスにおいて、ノベルのLinux OS「Novell SUSE LINUX Enterprise Server 8」を正式採用すると発表した。
GMOでは企業向けサービス拡充のために、信頼性などで高い評価を得ているNovell SUSE LINUXを採用することにしたという。同OSをベースとしたホスティングサービスは、まずはGMOの「まるごとserver」とGMO H&Tの「アイル・プライベートサーバ」において同日開始される。
具体的には、すでに5月から提供している「プロテクト」「プロテクトダブル」というメニューがNovell SUSE LINUXに対応する。これらは、データ暗号化により情報漏洩を防止するホスティングサービスで、テキスト・バイナリ・実行ファイルの種別を問わずファイルをバックグラウンドで自動的に暗号処理する機能や、ファイル・フォルダ単位で独立した暗号鍵を保持できるなどの特徴がある。
料金は、Webおよびデータベース用の専用サーバー1台を割り当てるプロテクトが初期費用99,750円、月額料金186,900円。Web用とDB用にそれぞれ1台ずつ専用サーバーを割り当てる「プロテクトダブル」が初期費用199,500円、月額料金237,300円となっている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.gmo.jp/press/release/20040819.html
サービス概要(アイル・プライベートサーバ)
http://private.isle.jp/service/vpdiskpro/index.html
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・ GMO、データの暗号化で情報漏洩を防ぐホスティングサービス(2004/05/13)
( 永沢 茂 )
2004/08/19 17:23
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