企業向けに無線LANスポットのローミングサービスを展開している米iPassと、航空機内のインターネット接続サービスを提供している米Connexion by Boeingは23日、iPassのユーザー向けに機内における無線LAN接続サービスを提供することで契約を締結したと発表した。
iPassは現在、世界33カ国の11,000カ所以上の無線LANスポットをカバーする「グローバル・ブロードバンド・ローミング(GBR)」ネットワークを構築しており、そのうち21カ国で121空港にスポットを確保している。一方、Connexion by Boeingでは、ルフトハンザ航空の長距離便ですでにサービスを開始しているほか、日本航空や全日空、スカンジナビア航空などともサービス提供の契約を結んでいる。
今回の提携により、iPassの利用企業の社員は、出張時などに空港やホテルだけでなく、機内からもシームレスにインターネットが利用できるようになる。今後、両社のネットワークを接続するテストを行なった後、実際にiPassユーザーがConnexion by Boeingを利用できるようになるとしている。具体的なサービス開始時期は未定で、料金体系についても検討中だ。
なお、日本国内の企業は、iPassの日本法人であるアイパスジャパンを通じてGBRのサービスを契約・利用できる。
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ニュースリリース
http://jwww.ipass.com/pressroom/pressroom_releases.html?rid=111
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( 永沢 茂 )
2004/08/24 18:12
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