ネットレイティングスは25日、2004年7月におけるNielsen//NetRatingsのインターネット利用動向調査の結果を発表した。国内における旅行サイトの利用者がこの1年で約1.5倍に増加しており、インターネット利用者全体の半数が旅行サイトを利用していることになるという。
調査によると、家庭のPCから旅行カテゴリーのWebサイトを利用している人は、2003年7月に1,172万人だったのが2004年7月には1,739万人に増加した。伸び率は48%で、この数字はネット人口全体の伸び率24%を大きく上回っているという。旅行サイトのリーチも41.8%から50.1%へと8.3ポイント増加し、初めて過半数を超えた。
主要な旅行サイトの利用者数を見ると、じゃらんNetが270.1万人(昨年155.6万人)、Yahoo!トラベルが221.4万人(同155.2万人)、旅の窓口が218.9万人(同108.0万人)と200万人以上の訪問者を集めた。このほか、日本航空が193.9万人(同118.1万人)、全日空が150.9万人(同107.2万人)、JTBが150.6万人(同105.3万人)、えきねっとが103.8万人(同56.1万人)と100万人以上の訪問者を集めており、いずれも高い伸び率を示している。
なお、9月には旅の窓口と楽天トラベルの統合が予定されているが、ネットレイティングスによれば、これら2サイトの重複利用者を除いた利用者数の合計は260.9万人に達し、じゃらんNetと並ぶ水準になると予測している。
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■URL
ニュースリリース(PDF)
http://csp.netratings.co.jp/nnr/PDF/Newsrelease08252004_J.pdf
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( 永沢 茂 )
2004/08/25 14:11
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