米調査会社のHarris Interactiveが米国におけるインターネット利用者の動向について調査したところ、利用者数、利用率、ブロードバンド利用率がともに増加していることがわかった。
調査は、2004年6月から8月にかけて米国に住む2,003人の成人を対象に電話で行なわれた。その結果、73%がインターネットを利用しており、昨年の69%に比べて4ポイント増加したことが判明した。また、家庭でインターネットを利用している人は昨年よりも4ポイント増加し、65%に上った。さらに、コンピュータ保有者のうちインターネットを利用している人は93%にも上ることがわかった。
ケーブルモデム、DSL、T1あるいはT3専用線などのブロードバンドを利用している人の割合は43%に上り、昨年よりも7ポイント増加。特にDSLが19%と、5ポイントの伸びを示していることが注目される。また、回線形態について「わからない」と回答した人が昨年の25%から21%に減少していることから、インターネット接続への関心の高まりもうかがえる。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.harrisinteractive.com/harris_poll/index.asp?PID=492
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2004/09/09 12:29
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