日本ブランド戦略研究所は21日、有力企業約250社のWebサイトの金銭価値を測定した結果を公表した。測定の結果、最もWebサイトの価値が大きい企業はトヨタ自動車で、金銭価値は985億円と推計している。
日本ブランド戦略研究所では、Webサイトの価値を「企業のWebサイトが企業にどれだけの利益をもたらしているか」という観点から測定。企業の売上の中でWebサイトが関与している比率を消費者調査などから明らかにし、それに国内粗利益を掛けて「売上価値」を算出した。さらに、Webサイトのアクセス率やメールマガジンの購読数などの情報発信力を、他の手段で代替した場合のコストをもとに「情報価値」を算出し、これらの合計を「Webサイト価値」としている。
測定の結果、2位はマイクロソフトの935億円、3位は全日本空輸(ANA)の859億円、4位はデルの846億円、5位は日本航空システムの634億円となっている。
また、今回測定した250社のWebサイト価値を合計すると2兆7,300億円となり、日本における企業ドメインおよび汎用ドメインの合計数(約50万)から、日本企業のWeb価値の総額は約7兆7,000億円であると推計している。
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■URL
ニュースリリース
http://japanbrand.jp/jb/50052/1.html
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( 三柳英樹 )
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