|
MSNミュージック
|
マイクロソフトが運営するMSNは、音楽配信サービス「MSNミュージック」を10月20日より開始する。料金はシングル1曲につき158円~367円で、アルバムが1,300円~2,200円。サービス開始当初より5万曲を用意、2004年内には10万曲へと拡大する予定。
MSNミュージックの楽曲提供レーベルは東芝EMI、ワーナーミュージック・ジャパンなど10社。利用には「.Net Passport」の取得が必要で、料金決済はクレジットカードとWebMoneyに対応する予定。楽曲はサービス開始当初5万曲を用意し、2004年内には10万曲を取り揃える予定という。
楽曲はアーティスト名やタイトル名、50音で検索できるほか、日本で販売されているCDのカタログデータも検索可能。検索したCDをMSNショッピングを通じて購入することもできる。また、マイクロソフトが現在開発中の検索エンジン次期バージョンの正式提供時には、入力ミスなどを修正して楽曲やアーティストを検索できる機能といったバージョンアップを予定しているという。
MSNが提供する各種サービスとの連携も特徴で、MSNメッセンジャーのタブへMSNミュージックの最新情報を通知してユーザー間で共有できる機能、楽曲やアーティストのページへのリンクをブログサービス「MSNスペース」に挿入し、ブログから楽曲を試聴・購入できる機能などを提供する。これらの機能は配信楽曲数が拡充された後に導入される予定。さらに今後提供予定の「Windows Media Player 10」では、プレーヤーから直接楽曲をダウンロード購入することが可能になるという。
楽曲のコーデックはWindows Media Audio(WMA)を、DRMはWindows Media DRM ver.9をサポート。上記コーデックとDRMに対応したポータブルプレーヤーに3回まで楽曲を転送できる。楽曲の再ダウンロードは無制限なほか、OSの再インストールやPC買い換えの際のライセンス再発行も3回まで利用できる。
MSNミュージックのサービス開始に合わせて、MSN編集部が楽曲を紹介するコーナー「ミュージックコンパイラ」も開設。コーナーは毎週更新され、J-POPやDANCE、60'Sといったさまざまなジャンルから音楽を紹介していく。
|
|
|
楽曲ページの画面イメージ
|
Windows Media Player 10での表示イメージ
|
MSNメッセンジャーのタブ表示イメージ
|
関連情報
■URL
MSNミュージック(10月20日~)
http://music.msn.co.jp/
■関連記事
・ 米Microsoft、音楽ダウンロード販売サービス「MSN Music」正式開始(2004/10/13)
・ エキサイト、音楽ダウンロードサービス「Excite Music Store」を開始(2004/05/20)
・ USEN、カラオケ音源なども利用できる楽曲ダウンロード配信「Ongen」(2004/08/18)
・ オリコン、オリコンチャート連動の音楽ダウンロードサービスを立ち上げ(2004/10/06)
( 甲斐祐樹 )
2004/10/13 14:34
- ページの先頭へ-
|