リーガロイヤルホテルは、同社の顧客情報12,289件が保存された業務用ノートPCが盗難されたと発表した。顧客情報の一部にはクレジットカード情報も含まれていたという。
リーガロイヤルホテルによれば、ノートPCの盗難は10月22日に発生した。同社東京営業本部のスタッフが本来持ち出しを禁止されているノートPCを自宅に持ち帰る際、電車の中で盗難に遭ったという。リーガロイヤルホテルでは翌23日に警察に被害届けを提出した。
盗難されたノートPCには、1998年2月から2004年10月22日までに海外からWebサイトを通じて宿泊予約した顧客の情報10,495件を含む合計12,289件の名前や住所、宿泊日時などが記録されていた。また、宿泊予約した顧客の情報には、クレジットカード番号や有効期限といった情報3,020件も含まれている。こちらの対象は、2003年12月1日から2004年10月22日に主に海外から予約した顧客だという。
リーガロイヤルホテルでは盗まれたデータの復元後、10月28日にクレジットカード各社に対して、カード情報の不正使用を防止するために、カードの再発行を含めた対応を要請した。今後は、「全社を挙げてセキュリティ対策の徹底を図るとともに、個人情報保護の強化と社員教育の再徹底により再発防止に努めていく」としている。
関連情報
■URL
お客様情報紛失についてのお詫び
http://www.rihga.co.jp/info.html
■関連記事
・ 三重県のハローワークからPCの盗難により97人分の個人情報が流出(2004/10/29)
・ あいおい損保、900人以上の個人情報を保存したPCが車上あらしで盗難(2004/10/27)
( 鷹木 創 )
2004/11/02 15:14
- ページの先頭へ-
|