法務省は4日、イラクで人質となり殺害された男性の写真が、インターネットの掲示板に掲載されたため、東京法務局を通じて掲示板の管理者に削除を求めたことを明らかにした。
法務省人権擁護局によれば、外部からの情報提供を受けて、インターネットの掲示板上にある遺体の画像および書き込みを確認。内容が遺族の感情を傷つけ、人権侵害にあたるものだとして、4日に掲示板の管理者に対して削除を要請し、すでに画像と書き込みは削除されたことを確認しているという。
人権擁護局では、今後ともこうした情報提供があった場合には内容を確認し、人権侵害にあたると判断した場合には同様の措置を取るとしている。
関連情報
■URL
法務省人権擁護局
http://www.moj.go.jp/JINKEN/
■関連記事
・ 法務省の依頼で少年の顔写真をISPが削除~“新ガイドライン”を初適用(2004/10/25)
( 三柳英樹 )
2004/11/05 13:58
- ページの先頭へ-
|