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総務省、インターネットガバナンスに関する意見募集を開始


 総務省は12日、国連が設置を予定しているインターネットガバナンス作業部会(WGIG)について、意見を募集する窓口を開設した。意見はメールまたはFAXで受け付ける。

 WGIGは、2003年12月にジュネーブで開催された世界情報社会サミットにおいて、インターネットの統治に関する問題を検討する場として、国連事務総長により設置が要請されたもの。WGIGでは、インターネットガバナンスの定義や関係者が果たすべき役割などについて検討し、2005年11月にチュニジアで開催される次回の世界情報サミットで検討結果を報告することとしている。11月11日には、国連からWGIGのメンバー構成が発表されており、日本からは総務省の坂巻政明データ通信課課長がメンバーとして参加する。また、11月23日~25日に第1回会合をジュネーブで行なうことも決定している。

 総務省では、2004年2月から「インターネットガバナンスに関する連絡会」を開催しており、インターネットガバナンスに関する議論の状況について、国内のインターネット関係者との間で情報と意見の交換を行なっている。今回、WGIGの第1回会合の開催日程が決まったことを受けて、インターネットガバナンスに関する意見の受付窓口を設置し、幅広く意見を集めるとともに国際的な議論に貢献していくとしている。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.soumu.go.jp/s-news/2004/041112_4.html
  WGIGのメンバー構成と第1回会合について(英文)
  http://www.un.org/News/Press/docs/2004/pi1620.doc.htm

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( 三柳英樹 )
2004/11/15 19:56

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