ネットマークスとラックは18日、企業に持ち込まれるPCのセキュリティ対策状況などをチェックする「コンプライアンス検査サービス」の提供を開始した。料金は初期費用が10万円、月額料金が10万円から。チェック対象となるPCの対応OSはWindows Server 2003/XP/Me/98/NT 4.0。
コンプライアンス検査サービスは、PCを社内ネットワークに接続する際に、Windowsのアップデート状況やウイルス対策ソフトウェアのバージョンなど、セキュリティ対策状況の検査を実施し、結果を表示するサービス。PCから専用のWebサイトにアクセスすることで、ActiveXモジュールがダウンロードされて自動的に検査が行なわれ、検査結果に問題があった場合は問題の内容と対策方法が提示される。
ネットマークスでは、セキュリティ対策に問題のあるPCを社内ネットワークに接続させない「検疫ネットワークソリューション」を5月から提供しているが、PCのセキュリティ対策状況だけをチェックしたいという企業向けに今回のサービスを開始したという。また、サービスはASP型で提供されるため企業側の負担も少なく、Webブラウザからチェック可能なため訪問客など外部から持ち込まれるPCのチェックに有効なサービスだとしている。
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■URL
ニュースリリース
http://www.netmarks.co.jp/newsrelease/041118.html
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・ ネットマークスとラック、ポリシー違反のPCをLANに接続させないサービス(2004/05/20)
( 三柳英樹 )
2004/11/18 15:25
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