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マイクロソフトとラック、無料の「職場のPCセキュリティ診断サービス」 |
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マイクロソフトとラックは、企業内PCのセキュリティレベルを無料で測定する「職場のPCセキュリティ診断サービス」を2005年6月30日までの期間限定で提供する。OSがWindows XP/2000/NT 4.0/Me/98SE/98で、WebブラウザにInternet Explorer 5.5 SP2以降を搭載したPCが対象となる。 職場のPCセキュリティ診断サービスは、Webサイト上に用意されたセキュリティに関するアンケート調査に社員が回答している間に、そのPCのセキュリティレベルをオンラインで密かに測定するもの。「アカウント管理」「セキュリティパッチ」「ウイルス対策」など5つの項目を、「企業内PCの現状調査」「社員の意識調査」という2つの方法で調査する。 具体的には、ID・パスワード・アクセス権限などの設定や、セキュリティ対策プログラムの適用状態、ウイルス対策ソフトの設定を調査するほか、企業の利用規則に応じて不必要なソフトがインストールされていないかも調査する。また、共有ファイルの設定も調査し、情報漏洩の危険性を診断するという。 サービスの利用方法は、まず、社員のPCを一括管理しているシステム管理者や情報システム部門が代表して申し込み、管理者用の専用URLやID・パスワードを取得する。続いて実施期間や調査結果の集計単位を設定し、調査対象者となる社員に「セキュリティ意識調査アンケート」への回答を誘導する。なお、ラックによれば、アンケートは「ID・パスワードを変更していますか」「ウイルス感染時の連絡先をご存知ですか」などの設問を用意し、2分から3分で終了するという。 その後、アンケート期間終了から1週間以内に、登録した住所宛に診断レポートが送付される。診断レポートには、部署ごとに危険度を色分けした診断グラフや、IPアドレスごとのリスクレベル一覧表なども掲載する。ラックでは、「アンケート調査とPC調査で、セキュリティ意識と実態の差をシステム管理者などに認識して欲しい」としている。
関連情報 ■URL ニュースリリース（マイクロソフト） http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2154 ニュースリリース（ラック、PDF） http://www.lac.co.jp/news/pdf/20041221.pdf 職場のPCセキュリティ診断サービス http://www.shokuba-security.com ■関連記事 ・ 大塚商会、企業向けの簡易セキュリティ診断サービスを無料提供（2004/09/09） ・ IIJ-Tech、社員に質問してセキュリティを診断するサービス提供開始（2004/04/26）
（ 鷹木 創 ）
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