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IPAの未踏ソフト事業、「源氏物語の鑑賞支援ツール」など46件を採択


 情報処理推進機構(IPA)は21日、経済産業省の補助を受けて実施している「未踏ソフトウェア創造事業」において、新たに46件のプロジェクトを採択することを決定した。

 同事業では2004年度から随時プロジェクトの応募を受け付け、1年に2回行なう審査により採択プロジェクトを決定している。2004年度2回目となる今回は、230件のプロジェクトの中から46件を採択した。プロジェクト代表者のプロフィールは、学生・大学院生が43.5%、企業従事者が30.4%、大学・研究機関従事者が19.6%、その他が6.5%で、平均年齢は30.5歳だった。

 今回採択されたプロジェクトには、「共同体的P2P全文検索システムの開発」「逆PROXY型Webサーバ拡張システム」「ユーザ間の主観的センス共感度を用いたWeblog検索システムの開発」「源氏物語の鑑賞支援ツールの開発・整備」などの興味深いテーマが並んでいる。

 未踏ソフトウェア創造事業は、独創性のある優れた個人“スーパークリエータ”の発掘を目的として2000年度から実施されているもの。すでにVPN構築ソフト「SoftEther」(2003年度「未踏ユース部門」)などの画期的なソフトも生まれている。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.ipa.go.jp/about/press/20041221.html
  未踏ソフトウェア創造事業
  http://www.ipa.go.jp/jinzai/esp/index.html

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IPA、2004年度第1回「未踏ソフトウェア創造事業」の採択プロジェクトを発表(2004/06/23)


( 永沢 茂 )
2004/12/21 21:13

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