| 米blinkxは10日、デスクトップ検索ソフト「blinkx 2.0」のMac OS X用プリベータ版である「バージョン0.5」のダウンロードを開始したと発表した。Mac OS X 10.3以上に対応する。より安定して動作するフルベータ版の「バージョン1.0」は16日にダウンロードが開始される予定だ。
 
 blinkx 2.0のWindows用はすでに正式版が配布されており、100万件以上のダウンロード実績を持つ。今回のMac OS X用プリベータ版では、Windows用と同じく、インストールするとコンピュータ内のさまざまなファイルをインデックスし、検索可能な状態にする。
 
 blinkxの特徴はコンテンツの文脈に合わせることのできるパーソナル検索にある。これは、現在ユーザーがアクティブに見ているコンテンツの内容に応じてデスクトップとWebの検索結果双方にバイアスが加えられるということだ。blinkxは現時点でSafari、Quark、Entourage、QuickTimeなどのMac用アプリケーションに対応している。
 
 さらにblinkxには「Smart Folder」という種類のフォルダがある。この中にWebの検索結果やテキストファイルなど種々のファイルを入れておくと、そのコンテンツの内容に応じて新しい種類のファイルを自動的に加えていくというものだ。特定の内容について調べ物をするときなどに重宝する。
 関連情報
 
 ■URL
 ニュースリリース(英文)
 http://www.blinkx.com/press/2005/20050110.php
 ダウンロードページ(英文)
 http://www.blinkx.com/content/mac.php
 
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2005/01/11 12:43
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