日本レコード協会をはじめとする音楽・映像ソフトの業界団体が、CDやDVDの管理に無線ICタグ(RFID)を活用するための店頭実験を行なう。物流・在庫管理の効率化や盗難防止の効果について検証する。
実験は、経済産業省の2004年度「電子タグ実証実験事業」の1つとして、日本レコード協会、日本映像ソフト協会、日本レコード商業組合、日本コンパクトディスク・ビデオレンタル商業組合が主体となって実施するもの。RFIDで使われる各周波数帯(UHF帯、13.56MHz帯、2.45GHz帯)について、タグの貼付位置や読み取り性能などについて基礎実験した後、物流拠点や店頭での実験に移す。
すでに基礎実験と物流拠点での実験は終了しており、2月には東京都内のCDショップとレンタル店で実験が行なわれる。国分寺市の新星堂国分寺駅ビル店で2月3日から7日まで、世田谷区のTSUTAYA馬事公苑店で2月10日から14日までそれぞれ実施し、一般の見学も可能だという。
関連情報
■URL
日本レコード協会
http://www.riaj.or.jp/
平成16年度「電子タグ実証実験事業」の公募の結果について(経済産業省)
http://www.meti.go.jp/information/data/c40616bj.html
■関連記事
・ IIJグループ、経済産業省の電子タグ実証実験に参加(2004/11/30)
・ マルエツなどでUHF帯の電波を使ったRFIDのフィールド実験(2004/03/12)
( 永沢 茂 )
2005/01/31 16:10
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