イー・アクセスは10日、2004年度第3四半期(4~12月通期)の決算を発表した。売上高は前年同期比で151億5,600万円(55.5%)増の424億5,000万円で、経常利益は53億7,400万円(472.3%)増の65億1,200万円。12月末現在のADSLサービス加入者数は、182.8万人となった。
営業利益は前年同期比50億3,400万円増の72億7,300万円で、純利益は63億4,000万円増の74億7,100万円だった。決算発表にあわせて同社では、2004年度通期の業績予想値のうち、純利益を67億円から80億円へと上方修正した。なお、売上高と経常利益については以前から変更なく、売上高が580億円、経常利益が70億円と予想している。
ADSLサービスの加入者数は4月以降33.2万人増加し、12月末現在で182.8万人となった。加入者増加について同社は、この間に開始した下り最大50Mbpsの新サービスや、低価格で利用できる1Mbpsサービスなどの加入が好調に推移したためとしている。
イー・アクセスでは、中核事業であるADSL事業において引き続き個人ユーザーを中心としたホールセール型サービスを提供するにあたり、提携ISPや販売代理店との協力関係の維持・強化を進めていく。加えて、顧客情報管理の徹底、顧客満足度の向上に向けたサービス品質の向上などを進めつつ、コスト削減に努めて収益性重視の経営に基づいた事業拡大を図るとしている。その上で、事業領域の拡大についても検討を行ない、モバイルブロードバンドへの取り組みを積極的に進めていくという。
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■URL
ニュースリリース(PDF)
http://www.eaccess.net/press_img/2566_pdf.pdf
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( 村松健至 )
2005/02/10 14:27
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