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「MS05-009」対策でMSN Messengerの強制アップデート開始

更新しないPCではサービスにサインインできない場合も

マイクロソフトは、米国時間の10日よりアップデートの自動通知を開始した
 マイクロソフトは、MSN Messengerに関連する脆弱性「MS05-009」が見つかったことを受け、米国時間の10日より同ソフトに対してアップデートの自動通知を開始した。脆弱性のあるバージョンのMSN Messengerを起動しようとすると、アップデートを促すダイアログが表示され、アップデートを行なわないPCからはMSN Messengerサービスにサインインできない場合があるという。

 MS05-009は、Windows Media Player 9、Windows Messenger 5.0、MSN Messenger 6.1/6.2におけるPNG画像の処理に関わる脆弱性で、悪用されるとリモートでコードが実行される可能性がある。MSN Messengerに関わる部分については、Windows Updateによるセキュリティ修正プログラム(パッチ)の適用に加えて、MSN Messegerのサイトにアクセスしてマイナーアップデートバージョン「6.2.0205」に更新する必要がある。



関連情報

URL
  マイクロソフトのセキュリティ情報「MS05-009」
  http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms05-009.mspx
  MS05-009の脆弱性を悪用するコードを防御する方法
  http://www.microsoft.com/japan/security/incident/im.mspx

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( 鷹木 創 )
2005/02/14 19:32

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