みずほ銀行は30日、同行の167支店において合計27万1,667人分の顧客情報を紛失していたと発表した。
紛失していたのは、顧客情報が記録されたマイクロフィルムやローンの申込書、還元計表と呼ばれる内部管理資料など。これらの資料には取引日、顧客氏名、口座番号、預金残高、払込明細、満期日などの情報が含まれている。
みずほ銀行では4月1日からの個人情報保護法の全面施行を控え、全店で資料の保管状況を調査したところ、その一部が紛失していたことが判明したという。今回、資料の紛失が確認された支店のリストも公開している。
なお、紛失物は現時点で発見されていないが、内部調査の結果からは不正持ち出しの可能性は低いという。また、今のところ顧客からの照会や同行に対する不正な要求などは発生していないため、誤って廃棄した可能性が高いとしている。
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■URL
ニュースリリース(PDF)
http://www.mizuhobank.co.jp/company/release/2005/pdf/news050330.pdf
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( 永沢 茂 )
2005/03/30 14:29
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