アライドテレシスホールディングスとルートは30日、株式交換によりアライドテレシスホールディングスがルートを完全子会社化することで合意したと発表した。アライドテレシスグループは今後、ルートの持つ無線分野の技術力と開発力を融合することで無線ネットワーク関連事業の強化を図る。
ルートは無線IPルータやモバイルIP、認証システムなどで実績があり、時速300kmの高速移動中でも途切れない通信システムの構築なども手がけている。一方、アライドテレシスグループは、主にスイッチやルータなど有線系IPネットワーク製品の開発・販売を手がけている。両社はすでに2004年7月に無線ネットワーク分野で業務提携を行なっていたが、今回さらにそれを押し進め、経営統合するに至った。
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■URL
ニュースリリース
http://www.allied-telesis.co.jp/info/news/2005/nr050330_2.html
ルート
http://www.root-hq.com/
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( 永沢 茂 )
2005/03/30 17:41
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