ソフォスは1日、2月度の「月間トップ10ウイルス」を発表した。Zafi-Dが4カ月連続の1位だったほか、2月に登場したSober-K以外は全て既存のウイルスがランクインしている。
ウイルスの報告割合では、1位のZafi-Dが45.1%、2位のNetsky-Pが21.0%、3位のZafi-Bが5.9%、4位のSober-Kが5.8%となった。トップ10では、Zafi-DやNetskyの亜種など既存のウイルスがチャートの大半を占めている。この結果に対してソフォスでは「ウイルス対策が適切に行なわれていないコンピュータの存在が主な理由」と分析する。
ソフォスでは、3月に1,225件の新規ウイルスを検知・駆除対応したと発表。ソフォスの試算によれば、3月の送信メールのうち2.62%(38通に1通)以上がウイルスメールで、1月の3.54%(28通に1通)より低下する結果となった。
このほか、存在しないウイルスに対して注意を呼びかけるメールやメッセージなどの偽ウイルス情報についてのランキングも発表。9カ月連続でHotmail hoax(44.3%)が1位にランキングされている。
関連情報
■URL
ソフォス
http://www.sophos.co.jp/
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( 増田 覚 )
2005/04/01 15:30
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