ソフトバンクは、携帯電話事業の参入に向けて、W-CDMA方式による実証実験を行なうため、総務省へ1.7GHz帯の実験局免許を3月中旬に申請したことを明らかにした。
同社によれば、今回の実験は1.7GHz帯を利用して、W-CDMA方式を採用したものになるとのこと。4日に明らかにされたTD-CDMA方式の実証実験は「基礎的なデータを集めるもの」(同社広報)と位置付けられているのに対して、W-CDMA方式による実験では商用サービスに向けた検証とされている。
実験局免許が認可されれば、埼玉県内で1年間実験が行なわれる予定。EricssonやNortelなどのメーカーも参画する予定という。
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■URL
ソフトバンク
http://www.softbank.co.jp/
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( 関口 聖 )
2005/04/05 18:58
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