ソフトバンク・インベストメント(SBI)の北尾吉孝代表取締役CEOは18日、ライブドとフジテレビジョンが同日、ニッポン放送の経営権を巡る争いで和解し、提携に合意したことについて、これを歓迎するコメントを発表した。また、SBIがニッポン放送から借り受けているフジテレビの全株式について、ニッポン放送へ返却する予定であることを明らかにした。
北尾CEOは、「私が最も危惧していた事態、すなわち被買収企業における防衛のための諸制度が不十分な中で今回のケースが敵対的買収の成功事例となり、それを追随するような企業が続々と現われるような事態が回避されたことを喜ばしく思っている」とコメントしている。
また、SBIが借り受けたフジテレビ株については、SBIとフジテレビ、ニッポン放送が共同設立したベンキャーキャピタルファンドの運営に対して、新体制のフジテレビとニッポン放送から全面的な支援が確約される状況になりしだい、全株式をニッポン放送に返却すると述べている。
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ニュースリリース
http://www.sbinvestment.co.jp/news/html/050418_a.html
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( 永沢 茂 )
2005/04/18 21:06
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