 |
 |
記事検索 |
最新ニュース |
|
||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
|
「想定内の中でも良い方で決着できた」ライブドア堀江社長 |
||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
3社が合意した内容によれば、まず、ライブドアの連結子会社であるライブドア・パートナーズの全株式を、フジテレビが総額670億円で5月23日に買収。続いて、ニッポン放送の自己株式公開買付や産業活力再生特別措置法を活用して株式を交換し、最終的に9月1日をめどに、フジテレビがライブドアを含む全株主からニッポン放送株を取得する予定だ。また、フジテレビではライブドアへの資本参加を実施。各社スタッフが出席する「業務提携推進協議会」で、定期的に会合を重ねて新しいビジネスモデルを創出するという。 ● 提携はフジテレビが主導的な立場で
ライブドアとの和解について、フジテレビの日枝久会長は「16日土曜日の夕方に、堀江社長、フジテレビの村上光一社長、ニッポン放送の亀渕昭信社長と話し合い、和解に向けた基本的な合意を得た」と経緯を説明。「ニッポン放送の完全子会社化を早期に実現することが、株主や視聴者、引いては社会全体にとって良い影響を与えることになる。そういう意味でも合意を得られたことは良いことだった」と語る。 また、放送と通信の融合についても「フジテレビでもこれまでもパートナーを探していた」とコメント。「ノウハウや人材、技術力を総合的に勘案して、ライブドアの増資を引き受けることにした。増資を引き受ける際には、マスメディアとして社会的な責任を果たすことにおいてライブドアが障害にならないことや、フジテレビの主導的立場を維持できることを条件に話を進めた」。 なお、村上社長によれば、記者会見前にフジテレビでは全社員を集めてライブドアとの提携を報告したという。すでに業務提携推進協議会に出席するスタッフも数人決まっており、「社内的にも今後は（提携を）前向きに捉えて、業務に邁進してもらえるものだと思っている」と述べた。 ● 「今からワクワクしている」ライブドア堀江社長
「つい2カ月前までは、フジサンケイグループとの仲はむしろ良いと言われていた。フジテレビには私がレギュラー出演する番組もあり、ニッポン放送ではテリー伊藤さんの番組に出演したこともある。それが、意志の疎通が上手くいかなかったこともあり、問題になってしまった。こうして和解できて4人で会見できたことを嬉しく思う。」 フジテレビの日枝会長やライブドアの堀江社長によれば、現時点では両社による具体的サービスは決まっていない。しかし、「私が堀江社長に会わないと言っていた間も事務レベルでは話し合いを進めており、新しいアイディアも出ているようだ」（日枝会長）。また、ライブドアでもすでに業務提携推進協議会に出席するスタッフの選出は済んでいるという。 ニッポン放送の亀渕社長は、「私の仕事はコミュニケーションで、堀江社長の仕事もコミュニケーション。今回の問題で改めてコミュニケーションの大事さを認識した」とコメント。「ただし、フジテレビとしても当初の目的であるニッポン放送との資本関係の問題を解消できる見込みが立ち、（今回の提携には）合格点が与えられるのではないか」と語った。 関連情報 ■URL ライブドアのニュースリリース（PDF） http://finance.livedoor.com/img/ir/4753/news/050418_01.pdf フジテレビのニュースリリース（PDF） http://www.c-direct.ne.jp/japanese/uj/pdf/10104676/00032434.pdf ■関連記事 ・ SBIの北尾CEO、ライブドアとフジテレビの提携合意に歓迎コメント（2005/04/18） ・ ライブドア、フジテレビと合意～ニッポン放送株をフジに譲渡、資本参加も（2005/04/18） ・ ライブドア、フジテレビの提携協議が進んでいることを明言（2005/04/13） ・ 東京高裁、ニッポン放送の抗告を却下～新株予約権の発行は中止（2005/03/23） ・ ライブドア、ニッポン放送の株式の35％を取得（2005/02/08）
（ 鷹木 創 ）
- ページの先頭へ-
|
