 |
 |
記事検索 |
最新ニュース |
|
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
|
Ask.jp、LISTOPのキーワード広告を導入～ショッピング検索も視野に |
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
|
アスクジーブスジャパンは、同社検索サイト「Ask.jp」に三井物産のキーワード連動型広告「LISTOP」を導入した。検索結果の下部に2枠分のキーワード広告が表示されるようになっている。 LISTOPは、米FindWhatのPay Per Click（PPC）エンジンを搭載し、三井物産メディア事業部が2004年7月から開始していたキーワード広告サービス。クリックに応じて支払う成果報酬方式で、検索キーワードごとに広告の出稿料金を設定する。 Ask.jpでは2005年2月の正式サービス開始以来、Googleのアドワーズを利用したスポンサードリンクを検索結果上部に最大3枠、下部に最大2枠表示していた。今回は、2枠ある下部スポンサードリンクの下に、さらにLISTOPによるキーワード広告を2枠分表示する。
● “エディトリアル”スタッフが事前に広告を精査
事前に精査し、きめ細かくキーワードの設定やスクリーニングを行なうことで、記事やキーワードの内容にそわない広告を表示してしまう危険性を低減できるのだ。 「開始当初は知名度の低かったLISTOPだが、現時点ではクライアント数は数百に上り、毎月数十件程度のペースで増加している。オンラインでも申し込みを受け付けているが、実際にお会いしてキーワード広告についての相談を受けることも増えた。」 「リスティング広告は2005年中に500～600億円の市場規模になると予測されている」（坂田氏）。市場の拡大を受けてLISTOPでも、PPCエンジンを利用した新サービスを予定しており、各ポータルサイトのプライベートブランドのようにPPCのエンジン部分だけをOEM提供する試みもあるという。「先に軌道にのり、分社化したリンクシェア・ジャパン同様、2006年を目処に三井物産からの分社化を目指す」と意気込みを語った。 ● GoogleとLISTOPのキーワード広告はバッティングしない～Ask.jp塩川社長
坂田氏と塩川氏はともに、“レリバンシー”を強調する。レリバンシー（Relevancy）とは直訳すると「関連性」で、ユーザーに対して関連する有益な情報を提供することだ。「インターネットの広告は当初、バナーなどスタティックな広告から始まったが、キーワード連動型広告ではユーザーの関心に応じた広告を表示できる」（坂田氏）、「広告をむやみに増やすつもりはないが、LISTOPの場合は事前に広告を精査しており、ユーザーにとってもクリックしたい広告が表示されるのではないか」（塩川氏）。 このほか、塩川氏はAsk.jp独自のPPCエンジン開発について「全く可能性がないというわけではない。選択肢として“想定の範囲内”にある」と含みを持たせた。 なお、Ask.jpでは、2005月3月下旬からネットマイルと提携して検索するとマイルが貯められるサービスを実施している。塩川氏によると「非常に好調で、Ask.jpへのアクセスは数倍になった」という。塩川氏はまた、「今後はWeb検索のほかに、専門性のある分野の検索に乗り出す可能性もある。特にショッピングに関しては米Become.comにアスクジーブスジャパンの親会社であるトランスコスモスが出資していることもあり、十分、検討の余地がある」と意欲を見せた。 関連情報 ■URL Ask.jp http://ask.jp/ LISTOP http://www.listop.jp/ ■関連記事 ・ Ask.jpとネットマイル、検索してマイルが貯められるサービス（2005/03/28） ・ 米検索エンジンベンチャーが「GoogleのPageRank以来」のアルゴリズム公開（2005/03/15） ・ Ask.jp正式サービス開始。検索結果を保存できる「My Ask」など追加（2005/02/15） ・ 三井物産、キーワード型広告配信サービス「コマド」開始（2004/08/20）
（ 鷹木 創 ）
- ページの先頭へ-
|
