ぷららネットワークスは、会員を対象とした学習型の迷惑メール対策サービス「迷惑メール振り分けサービス」の試験提供を4月20日より開始。同日より2万名のモニターを募集する。
「迷惑メール振り分けサービス」は、ぷららのメールサーバーにオープンウェーブシステムズの迷惑メール送信規制システム 「ESSP content filter」を導入するもの。メールサーバー上でフィルターが迷惑メールを自動的に判別し、迷惑メール専用のフォルダに振り分ける。このため、パソコンやメールソフトの設定変更や、新たなソフトウェアのインストールが不要となる。振り分けられた迷惑メールはサーバー上に1週間保存され、内容はブラウザやメールソフトのPOP受信で確認できる。
フィルターは条件を個別に設定できるほか、条件に100段階の強弱を持たせることも可能。なお、試験期間中はユーザー個別の学習機能を実装しないほか、フィルターの設定条件数に上限が設けられる。
試験提供は4月20日から開始し、あわせてモニターの募集を行なう。モニター募集の対象は、ぷららのBフレッツ対応プランのユーザーから先着2万名で、予定人数に到達次第、モニター募集を終了する。モニター参加者は試験提供終了まで迷惑メール振り分けサービスを無料で利用できる。なお、正式サービスは7月を目途に開始する予定で、POP受信で迷惑メールを確認できる機能など、一部サービスを有料提供する予定だという。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.plala.or.jp/access/living/releases/nr05_apr/0050420.html
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( 大久保有規彦 )
2005/04/20 20:10
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