トレンドマイクロは、ウイルスバスターなど同社ウイルス対策製品の定義ファイルが原因で発生した障害について、25日午前10時30分までに一般から265,800件、法人から24,700件、合計290,500件の問い合わせがあったと発表した。
発表された問い合わせ件数は、メールや電話、FAXなどによるものの合計。アクセスが集中したためにトレンドマイクロに繋がらなかった電話による問い合わせも含まれる。なお、同社が対応した実際の件数は、24日12時までで法人ユーザーでは500件、一般ユーザーでは3,500件。25日午前0時から10時まででは法人ユーザーで100件となっている。
トレンドマイクロでは、24日と25日を比較して「同じ時間帯であれば、25日の方が問い合わせ件数は少なくなってきている」とした上で、「今後も新しい情報が入り次第、Webサイトなどで公開する」としている。
なお、問題となったウイルス定義ファイルは米国では22日の夕方、ヨーロッパでは22日深夜から23日未明にかけて公開された。問い合わせの状況は「米国では23日、24日にそれぞれ600件、合計1,200件程度、ヨーロッパでは数件程度」に止まっているという。
【追記 18:10】
トレンドマイクロによると25日16時現在、問い合わせ総数は一般が290,200件、法人が29,700件、合計319,900件に達したという。
関連情報
■URL
トレンドマイクロ
http://www.trendmicro.com/
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( 鷹木 創 )
2005/04/25 12:59
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