|
PPTドライバでシステムドライブに保護がかけられた状態
|
アーク情報システムは、システムドライブ保護ソフトの新バージョン「HD 革命/Win Protector Ver.2 Std(スタンダード)」を5月20日に発売する。価格は通常版が11,340円、Ver.1ユーザー向けのアップグレード版が7,770円(5月1日から6月30日にVer.1を購入したユーザーは無償アップグレード可能)。Windows XP/2000に対応する。
HD 革命/Win Protectorでは、ファイルシステムからシステムドライブへの読み込み・書き込みをすべて独自のPPT(Perfect Protection Technology)ドライバを介して行ない、データの変更がある場合はHDD内の一時ファイル領域で保存する仕組みだ。ウイルスや誤操作によるシステムの不具合が発生した場合でも、再起動するだけで元の環境に戻すことができるという。
新バージョンではまず、システムドライブの保護を開始する際と解除する際に再起動が不要になった。また、保護中に適用されたWindowsのサービスパックやウイルス対策ソフトの定義ファイルをすぐにシステムに反映できるオプションも用意された。不具合があった場合には、反映させずに再起動することで、適用前の状態を維持できるという。このほか、メモリの使用量が、システムドライブの使用領域1GBにつき1MB程度に低減された。
なお、マイドキュメントやお気に入り、メールなどのデータについては、保護対象となるシステムドライブとは別のドライブに移行するための「データトランスファー」機能も搭載している。
HD 革命/Win Protector Ver.2はスタンダード版のほか、パーティションソフト「HD 革命/Partition Lite Ver.1」をバンドルしたプロ版(通常版が13,440円、アップグレード版が9,345円)、ウイルス対策ソフトをすでに所有しているユーザー向けの優待パッケージ(スタンダード版が8,190円、プロ版が10,290円)も用意する。
関連情報
■URL
アーク情報システム
http://www1.ark-info-sys.co.jp/index.html
■関連記事
・ アーク情報システム、システムドライブを書き込み禁止にする保護ソフト(2004/05/17)
( 永沢 茂 )
2005/04/27 18:32
- ページの先頭へ-
|